清水建設、複雑なインフラプロジェクトにALICE Technologiesの建設AIプラットフォームを活用
Menlo Park, CA, and Tokyo, Japan, September 22, 2022 – 清水建設株式会社が海外プロジェクトにおいて、ALICE Technologiesの技術・プラットフォームを採用いたしました。ALICE Technologiesの建設シミュレーションと最適化のプラットフォームは、世界中のゼネコンがAIの力を活用し、大規模なインフラや商業プロジェクトの計画、入札、建設をより効率的に、リスクを軽減しながら行えるよう支援します。
1804年に創業した清水建設は、200年の歴史を経て、世界規模の建設会社へと成長を遂げました。清水建設は「スマートイノベーションカンパニー」を目指しており、その実現には最先端の建設技術が不可欠であると考えています。
清水建設が手掛ける大規模プロジェクトは、非常に複雑で、様々な施工方法が考えられます。清水建設では、ALICEを活用することで、人工知能の力を借りて、従来のスケジュール管理では不可能だった数千もの建設スケジュールの候補を作成しています。管理者は、これらの選択肢を評価し、プロジェクトのビジネス目標に最も合致する建設経路を選択することができます。さらに、着工時にALICE Manageを活用することで、工期と予算を守り、状況が変化した場合には迅速にスケジュールを変更・修正することも可能です。スケジュールを管理・変更を容易にしてプロジェクトを軌道に乗せることができるため、清水建設は納期遅れのリスクを軽減し、プロジェクトの収益性を低下させる賠償金の発生を回避できるのです。
「ALICEでは、複雑なプロジェクトでも何千通りものシミュレーションを行うことができます。このプラットフォームでは、さまざまな選択肢を試し、what-if分析を実行して、最適な建設方法を見つけることができます。計画から実行に移った後も、ALICEによってプロジェクトを軌道に乗せ、必要に応じてスケジュールを簡単に更新することができます。これこそ応用AIの力です。」と、清水建設株式会社 シリコンバレーイノベーションセンター代表の狩野 俊太郎は語ります。
「清水建設は、世界で最も高度なプロジェクトのいくつかを建設しています。空港、地下鉄、橋、超高層ビル、これらはALICEにとって完璧なユースケースです。私たちは、複雑であることを強みとしており、清水の最も困難な建設プロジェクトの計画と管理にAIを適用することで、収益性の向上とリスクの低減を支援する機会を得たことに興奮しています。」とALICE創設者兼CEOのRené Morkosは述べています。
詳細は、下記URLをご覧ください。
www.alicetechnologies.com
ALICE Technologiesについて
ALICE Technologiesは、世界初のコンストラクション・オプショニアリング・プラットフォームを開発した企業です。スタンフォード大学の研究に基づいて2013年に設立され、大規模な請負業者がリスクを低減し、より効率的に計画、入札、建設を行えるよう支援します。同社は、ブイグ、清水、スカンスカなど、インフラや商業建築分野の大手ゼネコンと協業しています。米国に本社を置き、チェコ共和国、英国、インドでも事業を展開しています。詳しくは、www.alicetechnologies.com。
Melinda Hepp, Studio PR, for ALICE Technologies
(415) 717-4624
melinda@studiopr.com